SURLY Stragglerを700C化するために、新しくホイールを組むことにしました。
現在は650BホイールにWTB Byway 650×47を装着しています。
太いタイヤによる安心感は気に入っていますが、信号からの発進や細かな登り返しでは、もう少し軽快に走れる構成も試してみたいと感じています。
今回の目的は、できるだけ軽いホイールを作ることではありません。
片道約25km・往復約50kmの自転車通勤で安心して使え、自分でも調整やメンテナンスを続けられるホイールを組むことです。
この記事では、現在考えている700Cホイールの構成と、それぞれのパーツを選んだ理由をまとめます。
この記事でわかること
- Stragglerの700C化に使うホイール構成
- 通勤用ホイールに前後32Hを選ぶ理由
- H PLUS SON Archetypeを選ぶ理由
- シマノQC400シリーズを候補にした理由
- 手持ちのGatorskin 32Cから試す理由
- 完成後に650Bと比較する内容
現在は650B×47Cを使用

現在使っているホイールは、WTBリムとShimano XTハブを組み合わせた650Bホイールです。
タイヤはWTB Byway 650×47。
舗装の継ぎ目や小さな段差を過度に気にせず走ることができ、仕事帰りでも安心感があります。
一方で、現在のホイールとタイヤは軽量な構成ではありません。
通勤ルートにある信号からの発進や、細かなアップダウンでは、ホイールまわりの重さを感じることがあります。
そこで700Cホイールを用意し、現在の650B仕様と比べて、巡航や加速、疲労感がどのように変わるのかを試すことにしました。
今回のホイールに求める条件
今回の700Cホイールに求める条件は、次のとおりです。
- 700C
- シルバーのリムとハブ
- ディスクブレーキ対応
- 現在のStragglerに合うクイックリリース仕様
- 前後32H
- クリンチャー・チューブ運用
- 前後で5万円程度
- 長距離通勤でも安心して使える
- 自分で組みやすい
- 自分でメンテナンスを続けやすい
見た目では、細身のクロモリフレームに合うシルバーを選びたいと考えています。
ただし、見た目だけでなく、フロントバッグに荷物を積んだ状態で往復約50kmを走れることも重要です。
軽快さを試しながら、通勤用として無理のない構成を目指します。
現在考えている700Cホイールの構成
現時点での構成案は次のとおりです。
| パーツ | 構成案 |
|---|---|
| リム | H PLUS SON Archetype シルバー |
| フロントハブ | SHIMANO HB-QC400 シルバー・32H |
| リアハブ | SHIMANO FH-QC400-HM シルバー・32H |
| スポーク | SAPIM Race |
| ニップル | 真鍮 |
| 組み方 | 前後3クロス |
| タイヤ | Continental Gatorskin 700×32C |
| タイヤ方式 | クリンチャー・チューブ使用 |
まだ購入前のパーツもあるため、在庫と実売価格を確認して最終決定します。
リムはH PLUS SON Archetype
リムはH PLUS SON Archetypeのシルバーを第一候補にしています。
ほかにはVelocity A23やH PLUS SON BOXなども候補にしました。
実用性を優先するならVelocity A23も魅力的でしたが、今回はArchetypeの形状とシルバーの仕上げに惹かれています。
細身のクロモリフレームとの見た目の相性も、選びたい理由のひとつです。
今回の700C化では、走りの変化だけでなく、自転車全体の雰囲気がどう変わるのかも楽しみにしています。
性能だけで選ぶなら別のリムもありますが、長く使うパーツだからこそ、見たときに気に入ることも大切にしました。
ハブはシマノQC400シリーズ
ハブは、フロントにSHIMANO HB-QC400、リアにFH-QC400-HMを使う予定です。
シルバー、32H、クイックリリース仕様という今回の条件に合っています。
極端に軽量なハブではありませんが、価格や入手性を含めると、現在のStragglerには使いやすい選択だと考えています。
特殊な変換部品を使わず、現在のフレーム規格にそのまま合わせられる点もメリットです。
今回の目的は、将来購入するか分からない別のフレームへ流用することではありません。
まずは今乗っているStragglerで700C化を試し、実際の通勤で使えるホイールを作ることを優先します。
スポーク本数は前後32H
スポーク本数は、前後とも32Hにする予定です。
フロントホイールはリアより負担が少ないため、28Hでも十分に組める可能性があります。
ただし、現在のStragglerにはフロントラックと11Lのバッグを装着しています。
バッグには着替え、タオル、工具などを入れるため、フロントホイールにも一定の荷重がかかります。
片道約25kmを週に1〜2回走り、長く使うことを考えると、スポーク4本分の軽量化よりも安心感を優先したいと考えました。
前後32Hに統一することで、構成も分かりやすくなります。
今回の700C化で期待している軽快さは、スポーク本数だけで作るものではありません。
650B×47Cから700C×32Cへ変更し、リムやタイヤを含めたホイール全体でどのような変化が出るのかを確認します。
スポークはSAPIM Race
スポークにはSAPIM Raceを使う予定です。
中央部分が細くなったダブルバテッドスポークで、軽さと耐久性のバランスを取りやすい点が候補にした理由です。
ホイール組みは今回が初めてではありません。
2010年頃にピストバイク用のホイールを一度組んだことがあります。
ただし、それ以来かなり時間が空いているため、経験者といえるほど慣れてはいません。
今回は極端な軽量スポークや特殊な組み方を避け、扱いやすい構成で丁寧に組みたいと考えています。
ニップルは真鍮
ニップルは真鍮製を使う予定です。
アルミニップルの方が軽量ですが、今回は耐久性とメンテナンス性を優先します。
通勤ルートには海に近い区間があり、沖縄の湿気や塩分の影響も気になります。
数グラムの軽量化よりも、長期間使ったときの安心感を重視しました。
ホイール全体では軽快さを狙いますが、トラブルを減らしたい部分には余裕を持たせます。
組み方は前後3クロス
ホイールは前後とも3クロスで組む予定です。
今回は久しぶりのホイール組みなので、変則的な組み方には挑戦しません。
まずはオーソドックスな構成で組み、スポークテンションと縦振れ・横振れを丁寧に調整することを優先します。
必要なスポーク長は、リムのERDとハブのフランジ寸法を確認してから計算します。
メーカー公表値だけに頼らず、パーツがそろった段階で実測値も確認する予定です。
タイヤは手持ちのGatorskin 32Cから試す
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700C化したSURLY Stragglerで使用予定のContinental Gatorskin 700×32C
タイヤは、現在MARIN Redwoodで使っているContinental Gatorskin 700×32Cを移植します。
当初から高性能な新品タイヤを購入するのではなく、まずは手持ちのタイヤで700C化を試します。
一番の理由は予算です。
ホイールのパーツに加えてタイヤも前後新品で購入すると、700C化に必要な費用が大きくなります。
Gatorskinを使えば、追加費用を抑えながら走り始められます。
もうひとつの理由は、段階的に違いを確認できることです。
まず700C×Gatorskin 32Cを試し、その後必要であればGP5000などの軽快なタイヤへ交換します。
この順番なら、
- 650B×47C
- 700C×Gatorskin 32C
- 700C×別の32Cタイヤ
と、仕様を少しずつ変えながら記録できます。
700C化しただけで十分な変化があるのか。
それとも、タイヤを交換するとさらに大きく変わるのか。
一度にすべて変えるより、それぞれの違いを確認しやすくなると考えています。
なぜ完成ホイールではなく手組なのか
価格や重量だけを考えれば、完成ホイールを購入した方が簡単です。
届いたらタイヤとローターを取り付け、すぐに走り始められます。
それでも今回は、自分でホイールを組みます。
一番の理由は、ホイールの仕組みをもう一度理解し、自分で調整できる範囲を広げたいからです。
振れ取りやスポーク交換ができるようになれば、通勤中にトラブルが起きた場合も、原因を考えて対応しやすくなります。
自転車通勤は、職場まで移動するだけでも成立します。
それでも、自分でパーツを選び、組み、調整し、実際に走って確認することで、通勤そのものを趣味として楽しめます。
完成したホイールだけでなく、組み立てや調整の過程も記事に残す予定です。
完成後に650Bと比較したいこと
完成した700Cホイールは、現在の650B仕様と同じ通勤ルートで比較します。
単純な平均速度だけで結論を出すつもりはありません。
自転車の速度は、風、気温、信号、交通状況、体調などの影響を受けます。
そのため、StravaとmyWindsockのデータを使いながら、できるだけ条件の近い走行を比較します。
主に確認するのは、次の項目です。
- 平均速度
- 平均心拍数
- 相対的エフォート
- 約7kmの平坦区間での巡航
- 信号からの発進
- 細かな登り返し
- 下りでの安定性
- 路面から伝わる振動
- 走行後の疲労感
速くなったかどうかだけでなく、同じくらいの強度で走ったときに楽になったかも確認します。
700Cの方が合うのか、現在の650Bの方が通勤では使いやすいのか。
最初から結論を決めず、実走データと体感の両方から判断します。
【内部リンク挿入位置:往復50kmの自転車通勤ルートとレビューの検証環境】
まとめ
今回の700C化では、次の構成で通勤用ホイールを組む予定です。
- H PLUS SON Archetype シルバー
- SHIMANO QC400シリーズ・前後32H
- SAPIM Race
- 真鍮ニップル
- 前後3クロス
- Continental Gatorskin 700×32C
- クリンチャー・チューブ仕様
最軽量のホイールでも、レース向けの構成でもありません。
フロントバッグに荷物を積み、片道約25km・往復約50kmを走る現在の使い方に合わせた構成です。
そのうえで、650B×47Cから700C×32Cへ変更すると、巡航や加速、疲労感がどのように変わるのかを試します。
見た目では、細身のStragglerにシルバーのArchetypeを合わせた姿も楽しみです。
次は実際にパーツをそろえ、スポーク長の計算とホイール組みへ進みます。
